クロップ撮影時の背景の圧縮効果を検証しました
クロップ撮影するとデータ量が軽くなり、撮影枚数が増えます。
解像度が落ちると言うことでしょうね。
圧縮効果についてはどう変化するんでしょうか?
これについて言及したwebサイトなど情報が見当たらなかったので、この度そこまで厳密では無いかもですが私の用途に見合った方法で検証を行いました。
検証方法
ポートレート撮影が私のメインの使用用途であるため、画面中央上部の葉っぱのかたまりを被写体として同じ大きさ(人で言えば人寸)をキープして撮影しました。
それにより、背景の見え方、解像度の違いの検証を行います。
Adobe bridgeにて左右表示して、左をクロップなし、右をクロップ画像としています。
解像度確認様にはAdobe bridgeの拡大ルーペの機能を使用して拡大しました。
絞りは全てF6.3です。
135mm GM VS 127mm相当 SIGMA 85mm DG DN 左右比較画像
同じ焦点距離として見るにしても8mmも差がありますが、使用するとしたらこの比較が多いのではないでしょうか。
135mmを持ち出すか、85mmをクロップして127mm相当で使用するか。
8mmの差があるとは言え、そこまで大きな違いは気になりませんが、クロップするとボケ量が少なくなりましたね。
135mm GM VS 127mm相当 SIGMA 85mm DG DN 解像度比較画像
解像度確認様にアップしました。
クロップするとちょっとぼやけているように見えるので、これが解像度の違い、ということなんでしょうね。
ただ、それが原因でクロップしない、という理由にはならないぐらい大きな差とは感じませんでした。
画面で見る分には違いはわからず、ここまで拡大して良く見てわかる程度なので。
135mm VS 127mm相当 比較した結論
圧縮効果についてはも8mmの違いとは言え、クロップで十分な気がします。
なので、今の考え方だと85mm持ち出して135mmは持ち出さなくても良いかな、という感想です。
他にも50mm VS 52mm(35mmレンズ)や、 85mm VS 75mm(50mmレンズ)、35mm VS 30mm(20mmレンズ)の比較もしました。
疲れたので、これらについてはまた改めて記事にしますね。